But you are you

ふんわりジャニオタ一年生

『Ultra Music Power』が福音だった話

はじめにお断り

私はキスマイ以外のジャニーズをほとんど知りません。永瀬廉くんと小瀧望くんの顔を覚えるのを目標にこのブログを書いているくらい無知です。他グループに対して無礼な発言が目立つと思いますので、この場をお借りして謝罪致します。不快に思われた方が推しグループをプレゼンして下さればお詫びに飛んでいきます。

 

 

 

7月6日に日本テレビで放送された『THE MUSIC DAY 2019~時代~』の「ジャニーズシャッフルメドレー」はとんでもない企画だった。

様々なグループのメンバーがシャッフルされ、一夜限りのユニットを結成。「誰が誰と歌うのか」「誰が何の曲を歌うのか」は勿論、「誰がこのパートを歌うのか」も大問題だ。例えば『Ultra Music Power』の「風を切れ」なんかは、ジャニーズに疎いにわかキスマイオタクの私ですら誰が歌うのかが気になるところ。

 

7月3日、今年のシャッフルメドレーの組分けが発表された。私の推している二階堂高嗣くんは『Ultra Music Power』に参加するらしい。二階堂くん以外のメンバーは、横山裕さん・小山慶一郎さん・小瀧望くん・永瀬廉くん。

このメンバーを見てこう思った。「二階堂くん、風切らなさそう」

だって、横山さんと小山さんは顔と名前が一致する数少ないジャニーズメンバーだし、小瀧くんや永瀬くんに関してもドラマに出演して話題になっているのは知ってるし。具体的に誰が風を切るのかは分からないけど、二階堂くんは風を切らなさそ……いや、待って、『Ultra Music Power』ってラップパートあったよね?そこなら勝ち取れるんじゃない?*1

そう。『Ultra Music Power』の選抜メンバーが奪い合うパイは「風を切れ」だけではない。サビの後半から入るラップもだ。ワンチャンそこなら……そもそもシャッフルメドレーは闘いではない。

 

改めて聴いてみる『Ultra Music Power』。やっぱり、ラップパート、ある。もしもここを二階堂くんが歌えたら、どんなに素晴らしいだろう? 

その時から、私は二階堂くんが『Ultra Music Power』のラップパートを担当する未来を夢見るようになる。風を切る未来もちょっとだけ。

 

それにしても『Ultra Music Power』、「君は一人じゃない、みんな仲間だよ!さあおいで!(キラキラキラキラ)(見上げれば青い空)」みたいな雰囲気で素敵ですね。キスマイのデビュー曲は「俺たちが時代をつかみとるぜええええええええええうぉおおおおおおおお(ぶぉおおお←ほら貝)(ぶふぉおおお←炎)(カンカンカンカン!←ボクシングの鐘)」みたいな曲なので(?)、グループごとの色の違いに改めて驚かされました。

 

そして7月6日。

二階堂くんの『Ultra Music Power』参戦を知ってからこの日を迎えるまで、色々なことがあった。ダイジェストでご紹介しますね(ここら辺読み飛ばしていいよ)。

  • 7月3日:突如ジャニーズwebで「髪のメンテナンスに行こうか迷っている」という恐怖の宣告を受ける。(注:「メンテナンス」は二階堂語で「髪を切る」という意味で、「行こうか迷っている」は二階堂語で「行くことに決めた」という意味です。)
  • 7月4日夜:ジャニーズwebで案の定「メンテナンスしてきた」という悲しい宣告があったと思えば、そこに「クックックッ」という摩訶不思議な擬音語が添えられていた。あの日の『にかちゃんの海ときどき◯◯』*2の難解さは実質『ドグラ・マグラ』。ごめんさすがに言い過ぎた、二階堂くん許して。(何故私がここまでメンテナンスに怯えるのか疑問に思った方は、「FREE HUGS! うちわ 二階堂」で検索してみてください)
  • 7月4日深夜:バラエティーでの二階堂くんの気丈すぎる振る舞いに心を痛めて「もうどんな髪型にしたっていい!」と思ったり、「いや、でも大型音楽番組ラッシュに見合う髪型にしてほしい……」と思ったり。アンビバレンス。
  • 7月5日:生放送の『MUSIC STATION』で、前髪は長いまま(二階堂比)なのに後ろ髪は刈り上げというちょっと不思議な髪型で登場。喜んだり首をかしげたり。
  • 7月6日午後:『THE MUSIC DAY』にKis-My-Ft2として出演。セットの仕方を変えたのか1日で髪が伸びたのか、自然なヘアスタイルになっていた。両手を上げて(HANDS UPして)万歳三唱。

まあ何が言いたいのかというと、シャッフルメドレーのことを忘れるほどには二階堂くんに感情を翻弄されていた。

 

 

しかし19時頃、遂にシャッフルメドレーが始まる。『Ultra Music Power』にまつわる諸問題が再び浮上し、一気に緊張も浮上する。

『A・RA・SHI』を歌う大勢のジャニーズの中に藤ヶ谷くん・玉森くん・二階堂くんを見つけ、辛うじて衣装は確認できた。しかし、思ったより曲の尺が長いことに気づいて更に緊張。

緊張しすぎてて『シンデレラガール』の村上さんすら一切頭に入ってこなかった。後から見返したらお遊戯会の元気な子どもか宴会芸の酔っぱらいみたいだった。横で戸惑ってはにかむ藤ヶ谷くんが可愛かった。

『シンデレラガール』選抜が「King & Prince~♪」と歌う。いよいよだ。

 

アップで映り込むイケメン。これが永瀬くんか、と思ったと同時に流れる短いイントロ。

「J!Johnny's!」

アップで映り込むイケメン。これが小瀧くんか。どうしよう、始まってしまった。

「U!Ultra!」

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あ゛っ゛

 本当にいる。二階堂くんがいる。ラップをもらえるのかの答え合わせが始まっちゃう。ついでに風を切れるのかも。それはそうと顔がいい。表情がかっこいい。髪もふわふわしている。やっぱりMy precious one……

Jumping to my dream~♪

後列下手から小山さん、横山さん。前列下手から小瀧くん、永瀬くん、二階堂く……ぜ、前列!?こ、このメンバーで前列!?前前前列から僕は君を探し始めたよ!?

まさかのフォーメーションに驚きつつ、二階堂くんの声がめちゃくちゃ目立つことにも良い意味で驚く。ありがとうハスキーボイス。

太陽を抱きしめて~♪

5人中の1人とは思えない二階堂くんのやたら目立つ声に聴き惚れていたら、いよいよラップチャンスの時間になってしまった。少しだけ落ち着いていた緊張がまた押し寄せる。今この文章書いててもお腹痛くなってきたくらいだから、リアタイ時はどれだけ緊張してたんだろう……

 

そして、遂にやって来るあの瞬間。

信じているんだ~♪「蒼い蒼い地球の為…」

!!……この声……もしかして……叶った……?

でも油断は禁物。4人の中に似たような声の人がいるのかもしれないし、期待しすぎててラップの声が脳内で二階堂くんに変換されているのかもしれない。

カメラが一人ずつメンバーを映していく。

小瀧くんの口の動きは歌のリズム。

横山さんも。

永瀬くんも。

小山さんも。

じゃあ、消去法で、このラップは
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「J.U.M.P. JUMP!」f:id:apricoswell:20190710234243j:image

おめでとう二階堂くん!!!!!!二階堂くんおめでとう!!!!!!

 

La La La……東の空へと~♪

ぶっちゃけここら辺を聴く余裕なんてもう無くて、「ああ二階堂くん歌ってるなあ、踊ってるなあ、おめでとう」意外に何も考えることができずに泣いていた。オタク特有の比喩表現じゃなくて、Real crying Faceになってた。

ちなみに「風を切れ」は永瀬くんが勝ち取った。おめでとうございます。

 

そこから『MUSIC FOR THE PEOPLE』を踊る玉森くんが視界に映り込むまでの記憶がない。うわ言のように「良かったね」「おめでとう」と繰り返していたような気がする。

 

あれから何度『Ultra Music Power』を見返して泣いただろう。見返す度に、7月6日に二階堂くんが大型テレビ番組で他グループのメンバーに混ざってラップを披露した事実が存在したことに魂が震える。「風を切れ」もちょっとは期待したけど、二階堂くんが風を切ったとしてもここまでは喜ばなかったと思う。

「J.U.M.P. JUMP!」と君が 言ったから 七月六日は ラップ記念日――

 

 

ところで他担の皆様、「なんでこいつこんなにはしゃいでるの?」と思いませんか?そもそも他担の方がこの文を読んでいるのか?という疑問は置いておいて。

 

端的に言えば、Kis-My-Ft2二階堂高嗣くんが「ラップの子」として認められたと思ったからです。

 

Kis-My-Ft2のメンバーは、アニメのキャラクターかと思うほどにキャラが濃い。特に、活躍の拠点をバラエティーに置いている舞祭組には、分かりやすいキャラがある。

宮田俊哉くんはアニメオタクとして有名。横尾渉くんは音痴という異色アイドルである一方、料理がプロレベルだったりマグロ解体師の資格を持っていたりといった一面も持つ。千賀健永くんは美容への異様なこだわりを見せ、お茶の間を驚かせる。横尾くんと千賀くんは『プレバト!』という番組で俳句の才能まで開花させている。

その一方で、こういった「キスマイの◯◯の子」という称号が、二階堂くんにはない。キャラが薄いという訳では決してない。でも、お茶の間にまで浸透するような分かりやすい言葉を宛がってもらえない。

 

所謂自己紹介ソングの『We are キスマイ!』では、ほとんどのメンバーの紹介歌詞がパブリックイメージに沿っている中で、

にぃに 二階堂 口悪い メンバー想いのくせに

というオタクにしか分からない姿を歌詞にされていた二階堂くん。

舞祭組の『like a Mt.Fuji~勝利のドラゴン~』という曲でも、

ちょいオネエ、アニオタ、マグロ解体師、Bad boy

と、一人だけよく分からない呼び名を貰っていた二階堂くん。(一応出演ドラマにかけてあるんだけど、やっぱり毛色が違う。)

どうやら中居さんからも「歌もダンスもビジュアルもまあまあでキャラもない」と評されていたらしい。二階堂くんの歌もダンスもビジュアルもキャラも私にとってはドストライクだけど、ぶっちゃけ中居さんの意見はド正論だと思った。

 

そんな「分かりやすいキャラがないこと」を一番自覚していたのは二階堂くん自身だったと思う。勿論、そのことで一番悩んでいたのも。バラエティーで「後列」「おバカ」「クソガキ」といった自分のキャラを必要以上に強調する姿を見ながらそう感じていた。

 

そんな二階堂くんが「キスマイのラップ担当」になったのが、今年の4月末に発売されたアルバム『FREE HUGS!』。このアルバムは「大人ヤンチャ」というコンセプトで、ラップの組み込まれた洋楽テイストの楽曲が何曲か収録されていた。その中でラップを数多く任されていたのが二階堂くん。近年の楽曲ではラップパートを任されることも少なくなかったようだけど、『FREE HUGS!』では今までと比べ物にならないほど二階堂くんのラップが使われていた。

極めつけは、SOUL'd OUTの元メンバーでもあるDiggy-Mo'さんに提供して頂いたソロ曲『はぐすた』。なんと、この曲で二階堂くんは約15秒間の高速無音ラップに挑戦している。

つい最近ファンになった私はこのアルバムを聴いて「二階堂くんはラップ担当なんだな」とすんなり受け入れたけど、どうやら彼が「ラップ担当」と呼ばれるまでの地位を確立したのはこのアルバムだそうだ。(ちなみに二階堂くんのラップパートが増える以前からキスマイのラップ担当を務めているのは藤ヶ谷くん。『Bring it on』という楽曲では藤ヶ谷くんと二階堂くんのラップバトルが聴けます。)

 

ただ、「二階堂くんってキスマイのライブではラップ担当なんですよぉ~」なんて言われても、キスマイ担以外にとっては「ふーん」「だから何?」で終わるはず。だからこそ、今回の『Ultra Music Power』は二階堂くんにとっての福音だ。

年に一度の大型音楽番組で、他のグループのメンバーと一緒に『Ultra Music Power』を歌って、他のグループのメンバーもいる中でラップパートを任された。二階堂くんのラップはKis-My-Ft2という小さな島の中だけで輝くものではなくて、大きなジャニーズ帝国でも通用する。基本的にはキスマイファンしか見ないライブでのみ使われるものではなくて、日本全国津々浦々老若男女の目に触れるかもしれないテレビ番組でも使われる。そうだ、二階堂くんは、「キスマイのラップの子」になったんだ。おめでとう。

そして、今回こんな素敵なチャンスを二階堂くんが貰えたのは、彼のラップが信頼されているからに他ならない。Hey! Say! JUMPのファンの方の反応を見ていたら、「ラップをやってくれて嬉しい」という意見があった。どうやら、『Ultra Music Power』のカバーではラップが削られることがよくあるらしい。じゃあ、今回はどうしてラップがあったんだろう?それは勿論、二階堂くんにラップを任せられると偉い人(語彙力)が判断したからだ。もしくは、ラップ込みの『Ultra Music Power』を披露するために二階堂くんをメンバーに入れたのかもしれない。どちらにせよ、二階堂くんのラップがここまで信頼されているなんて。しかも、ジャニーズ全体に関わっていらっしゃる様な偉い人から。

余談ですが、エゴサしていてもう一つ嬉しかったのは、永瀬くんのファンの方が「このメンバーの中で風を切れた永瀬くんはすごい」とおっしゃっていたことです。二階堂くんもその中に入るんですね。ありがとうございます。今までの私は他グループのファンの方の目に二階堂くんがどう映るのか全く見当がつかなくて、少し、いや、相当卑屈になっていたようです。そのことに気づかせてくれたことにも感謝します。そして二階堂くん、ごめんなさい。

 

シャッフルメドレーでは所属グループごとに違う衣装を着ていたことも良かったと思う。バラバラな衣装を纏った5人は、「関ジャニ∞横山裕」「NEWSの小山慶一郎」「ジャニーズWEST小瀧望」「King&Princeの永瀬廉」そして、「Kis-My-Ft2二階堂高嗣」。それぞれのグループを背負ってあのステージに立っていることが強調された。ちなみに、シャッフルメドレーでのキスマイの衣装は大天才玉森裕太様が手掛けたものです。

二階堂くんってキスマイが大好きなんですよ。自己紹介では「Kis-My-Ft2の二階堂」と名乗るし、ことあるごとにキスマイの人数である「7」を強調してくる。「ず~っと7人一緒!!」と書いた短冊を衣装に付けて踊ったこともあった(せかいいちかわいいエピソード)。そして、キスマイも二階堂くんが大好き。二階堂くんを甘やかしたりいじったりして彼の笑顔を引き出すのはいつもキスマイの6人。二階堂くん自身の口からは出てこない彼の素敵なエピソードを私たちに伝えてくれるのもキスマイの6人。

そんなキスマイを愛しキスマイに愛される二階堂くんが唯一のキスマイメンバーとしてステージに立つだけでも脳内で『はじめてのおつかい』のテーマソングが流れるのに、そのステージでラップを披露させてもらえるなんて。6人が「うちのグループにはラップができる二階堂高嗣ってやつがいるんだぞ」って誇れていたら嬉しい。そう誇れるチャンスをもらえたことが嬉しい。

 

 

と、ここまで誉めちぎっておいてアレですが、どうやら二階堂くんはラップを失敗したらしい。\そんなタカシも可愛いよっ/

エゴサをしていると(「ニカ」と打っても「二階堂」と打っても「ラップ」がサジェストに出てきてエモのA・RA・SHIだった)、他グループのファンの方のツイートには「二階堂ミスったなwww」というものが多かった。ちなみに私は二階堂くんのラップが嬉しすぎて失敗には一切気づかなかった。

(「練習した・練習していない」と「成功した・失敗した」と「上手・下手」はある程度因果関係がありますし相関も高いですが、完全な同一線上で語るべき評価ではないよ。エゴサ中にそう思いながら何度か舌打ちをした。\チッ/\キャアアアアア/ギリギリでいつも生きていたいから~♪)

 

そんな悲喜こもごものエゴサ中に、『THE MUSIC DAY』出演直後の八乙女さんと伊野尾さんが生ラジオで舞台裏を語ってくれたことを知る。

八乙女さん「シャッフルメドレーで二階堂がね、『Ultra Music Power』歌って、俺がやってるラップをね、ニカがやったんだけど、リハーサルすごい完璧だったのに、本番、なんかできなくて、『光に謝っといて』っていう、スタッフさんづてで伝わりました」
伊野尾さん「なんか『難しい』みたいな話してなかった?」
八乙女さん「難しいとは言ってた。『あれ難しくない?』って言ってて、『いや、大丈夫よ。「J.U.M.P, JUMP!」で弾けりゃいいよ』って言ったら、本番だとその前にちょっとゴテゴテゴテってなっちゃったから『J.U.M.P, JUMP!』の瞬間がちょっと不安そうな顔になってて、それが面白かったですね」
伊野尾さん「『K.i.s.M.y.』の方が言いやすいんじゃない、『K.i.s.M.y.F.t.2!」の方が、『Kis-My-Ft2!』みたいに」
八乙女さん「言いたかったかもね」

(初めて文字起こししたけど難しいね)

Can't Stop!!-LOVING TAKASHI NIKAIDO-じゃんこんなの……

LOVINGポイント①:リハーサルでは完璧

ほら言ったじゃん!二階堂くんは実力者なの!!確かに本番では失敗しちゃったけど、本番で成功することこそ実力だという評価軸が存在するのも分かるけど、それでも確かに実力はあるの!!!猿も木から落ちるし弘法も筆を誤るし河童も川を流れてくんだよ!!!!そもそもラップパートを任された時点ですごいって言ってるじゃん!!!!!

LOVINGポイント②:八乙女さんに謝った

ここで問題です。\デデン/二階堂くんがラップを失敗して八乙女さんに謝ったことは、何を意味するでしょうか?

正解は\ドゥルルルルルルルルッチーンッ/二階堂くんがHey! Say! JUMPさんの歌う『Ultra Music Power』を大切にしているということです!

オリジナルをリスペクトするカバー歌手に悪い歌手はいないって小学校の音楽の時間でみんな習ったよね?後述するけど、このラップパートについて八乙女さんにアドバイスを受けていたらしくて、それも含めて謝りたかったんだろうね。義理・人情・二階堂高嗣

「光」「ニカ」って呼び合ってるのも可愛い。八乙女さん、二階堂くんと仲良くしてくれてありがとうございます。

LOVINGポイント③:スタッフさんづてに謝った

八乙女さんにはラジオの仕事があったから直接会えなかったんだろうね。それでもスタッフさんづてで謝ったこと。あまりにも誠実。あっぱれあっぱれあっぱれあっぱれの心意気……

LOVINGポイント④:「難しい」とこぼしていた

ここで問題です。\デデン/二階堂くんがラップを「難しい」と言っていたことは、何を意味するでしょうか?

正解は\ドゥルルルルルルルルッチーンッ/二階堂くんが難しいラップに挑んで、リハーサルで完璧にこなせるようになるまで練習を重ねたということです!

友情・努力・勝利でお馴染みのKis-My-Ft2。二階堂くんは、「難しい」「できない」と言いながらも必死に努力を重ねて勝利を呼び寄せる人です。ちなみに「俺全然努力していないから!」といった雰囲気を装いがちです。いじらしいねぇ。

ちなみにKis-My-Ft2の友情・努力・勝利が顕著に現れているのが7月1日に放送された『キスマイ超BUSAIKU!?スゴ技隠し芸を豪華女優にお披露目SP』だからみんな見てね。

LOVINGポイント⑤:八乙女さんにアドバイスをもらっていた

上でも少し触れたけど、本家の八乙女さんにアドバイスを受けるところからHey! Say! JUMPさんや『Ultra Music Power』へのリスペクトが伝わってくる。キスマイのメンバーにはベッタベタに甘えがちな二階堂くん、八乙女さんにも甘えていたのかな?だとしたら萌えるね。八乙女さんにお中元送らなきゃ……

LOVINGポイント⑥:「ゴテゴテゴテ」という表現

なんて愛らしい響き。ゴテゴテゴテ。二階堂くんの可愛らしさを引き立てて下さる八乙女さんの言語センス、素晴らしいですね…… 八乙女さん、素麺・ビール・ゼリー・ハムだったらどれがお好みですか?なんでもお送り致しますよ?

LOVINGポイント⑦:「『Kis-My-Ft2』なら言えたんじゃないの?」と言われる

他グループの方々にまでキスマイ大好き芸人であることを見抜かれている。二階堂くん、あなたはどこまで愛くるしい人なの……LOVE ONLY YOUだよ二階堂くん…… 八乙女さん、そして伊野尾さん、お中元は郵便局留めで良いですか?

LOVINGポイント⑧:不安そうな顔

ここが一番のLOVINGポイントだったので最後に持ってきました。

二階堂くんの本番を見守って下さって、失敗したことも「面白い」と評してくださる八乙女さん、今世でこれだけ徳を積んでたら来世では石油王になれますよ。最寄り郵便局と一緒に口座番号も教えてください……

言われてみれば、確かにカメラが引いてるときには不安そうに見えなくもない。でもカメラに抜かれた瞬間はこの表情。f:id:apricoswell:20190710234243j:image

 

二階堂くんは、プロだ。

スタッフさんを通じてまで謝るくらいなんだから、よほどやるせなかったに違いない。大舞台で緊張していたかもしれない。普段一緒にいるメンバーがいなくて不安だったかもしれない。もしかしたら、「千載一遇のチャンスを無駄にしてしまった」と思っていたかもしれない。それでも、二階堂くんは負の感情を客には見せないように努めた。

ここで思い出すのが、現在行われているコンサートツアー『FREE HUGS!』でのレポ。とある公演で息を切らしてしまって『はぐすた』の一部を歌えなくなってしまった二階堂くんは、曲の最後に「ちょっと歌えなかった」とおどけてみせたらしい。ファンの「失敗しちゃって可哀想」「二階堂くん大丈夫かな」といった哀れみや心配を、二階堂くんは笑いに変えた。

更に思い出すのが、『MUSIC STATION』に山Pのバックダンサーとして出演したときに、倒れてしまったマイクスタンドを踊りながら立て直したJr.時代の二階堂くん。パフォーマンスが完璧でなくなってしまったときでも機転を利かせて最善のパフォーマンスを作り出す根性は、13年前から健在だったらしい。

 

二階堂くんは「クソガキ」キャラで、キスマイの知名度を上げるためにヒール役を演じることもあるのに、繊細さが見え隠れする。日常に小さな不満があればそれをブログやラジオで吐き出すこともある。褒められると否定したり黙り込んだりしながら照れ笑いをし、(恐らく無意識のうちに)メンバーに無邪気に甘える。

だけど、こんなにも人間臭いアイドルなのに、決してプロ根性を忘れずにパフォーマンスに挑む。そして、いざというときには「偶像」としての姿を守り抜く。私はそんな自担の危うくて強かなアイドル像に魅せられ続けるんだろうな。WAKE UP! DESIRE~♪好きさ二階堂くんが~♪

恥ずかしくて使えなかった「自担」という呼び方を、今初めて使いました。おめでとう私。

 

 

でも、本人は悔しいだろうし、一部の人たちを見返したいし、今後も「キスマイのラップの子」としてその名を馳せてほしいから、またこういった場でリベンジできると良いなと思います。直近だとカウコンかな?

 

そして、何よりも私が望むのは、これから先二階堂くんが「キスマイのラップの子」というアイデンティティを確立していく中で、二階堂くんが誰よりも胸を張ってアイドルをやってくれて、キスマイの他6人が「うちの二階堂すごいでしょ」と誇れる機会がどんどん増えていくこと。

日本一のアイドルになる夢を目指すKis-My-Ft2に、二階堂高嗣くんに幸あれ!

 

ちなみに、そんなKis-My-Ft2の新曲『HANDS UP』が現在発売中!
二階堂くんが美味しいところで目立つMVも見てね☆(ダイマ)
Kis-My-Ft2 / HANDS UP-short edition- (シングル「HANDS UP」<初回盤A>収録曲) - YouTube

 

最後に

永瀬廉くんと小瀧望くんの顔、覚えました。

*1:ちなみに私が『Ultra Music Power』にラップパートがあることを知ったのは横尾渉氏が風を切ったとき

*2:ジャニーズwebでの二階堂くんの連載コーナー。ちなみにキスマイは現在全員が毎日ジャニーズwebを更新しています。